介護にはいくらぐらいかかるの?
多くの方が介護にはいったいいくらぐらい掛かるのか気になると思います。
それが分かればイメージも出来て安心材料になりますよね。
当たり前ですが、介護にかかる費用は人によって異なります。
ただ一つの指標として平均の月額があります。
在宅か施設かでも異なりますが、
・施設であれば平均月額 約11万7千円
となっています。
ですが、在宅でもっとも多いのは月1万〜2万5千円とそれほど高い金額ではありません。
これを目安に自分たちが介護に使っているお金が多いか少ないか見直してみるのもいいでしょう。
いくら掛かるかではなく、いくら掛けるか
そして大事なことは介護の費用に「いくら掛かるか」ということよりも「いくら掛けるか」という考え方でいることが大事です。
予算を決めてそれ以内に抑えるということです。
介護はサービスの他にも医療費やおむつ代などもかかります。
まずは、資金計画を立ててどのような介護をするか考えることが大事です。
介護にかかるお金は親のお金を使う
重要なことですが、介護はあくまで親の自立を応援するためのものです。
なのでそこに必要なお金はあくまで親のお金を充てる意識で良いでしょう。
そうする為には親がどれくらいのお金を持っているか把握する必要があります。
月々の年金額や預貯金はいくらぐらいあるのか。
ローンや借金は残っていないか。
株や不動産はどうかなどです。
親の資産を把握することは大事なことなのですが、聞き方を間違えると財産を狙っているのではなどと勘ぐられることもありますので注意が必要です。
また、お金のことは後々トラブルになりかねないので情報はきょうだいで共有しておいた方が賢明です。
元気なうちに確認しておきたいこと
○年金(月の受取額)
○医療保険・生命保険(保険証券の保管場所)
○不動産
○ローン・負債
○住民税は課税か非課税か
デリケートな事を話せる親子関係
お金の話はダイレクトに聞いてうまくいくこともあれば、そうならないことも。
確定申告の手続きを利用したり、知人の体験を話しながら聞き出すというのもひとつの方法です。
親を心配していることが伝われば教えてもらいやすいですが、
あまり強引に聞くと法に触れることもあるので注意しましょう。
歳を取ると終末期や葬式などデリケートな話題が増えてきます。
普段からお金の話ができるような関係を築いておけるといいですね。
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