住民税余計に払っていませんか?
市区町村に収める「住民税」。住民税は個人ごとに課されるものです。
年金も含めた所得が一定額より低いと課税されないモノですが、所属する全員が住民税を払わなくていい世帯は住民税非課税世帯と呼ばれ、医療費や介護費が大幅に軽減されます。
ここで注目するのは“世帯”というところ。
仮に住民税を払っていない両親と働いて住民税を払っている子供が同居している場合、世帯を分離するという方法で負担が軽減される可能性があります。
障害者や寡婦も住民税が非課税に
年金収入が課税の範囲内であっても“障害者”や“寡婦”に該当すると住民税が非課税となる場合があります。
ちなみに
税法上での”障害者”の定義は・障害者手帳を持っている。もしくは介護保険の
認定などで各自治体の定める対象に該当し「障害者控除対象者認定書」を交付されている方
”寡婦”は・夫と死別している・再婚していない・合計所得金額が500万円以下というのを全て満たしている女性
毎年、日本年金機構から「扶養家族等申告書」というものが送られてきますが、これは扶養親族がいなくても返送が必要な書類ですが“障害者”や“寡婦”に当てはまる場合該当欄にチェックするのを忘れないように。非課税にならなくても税金は安くなります。
介護保険料も軽減される
非課税世帯になると医療費や介護費だけでなく、介護保険料の負担も減るので見落とすとかなり損をしてしまいます。
実際所得控除されずに税金を多く取られる方は少なくありません。
税金や介護の事は誰かが親切に教えてくれる事は期待できません。
自分で情報収集をして自己申告するしかないのです。
日頃から色んなアンテナを張っておきましょう。
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