親子の幸せな時間を習慣にしませんか?絵本というスキンシップ

育児

最近忙して子供の寝顔しか見てないな

それは良くないですね、親子のスキンシップの不足は子供の成長に大きな影響がありますよ。

そうなんですか?下手したら私のこと忘れているかもしれません。いったいどうすれば、、、

それなら親子関係を良好に保つ良い方法があるので紹介しますね!

子供との時間を取れていますか? 忙しいあなたにこそやって欲しい親子の絆作り

仕事や家事に育児、毎日の事ですが大変ですよね。

ですが、忙しいからと親子の時間をないがしろにしていませんか?

親子のスキンシップが少ないと子供が愛情不足だと感じ、将来的に弊害が出てくる可能性があります。

非行や不登校になったり、パーソナリティ障害になる可能性もあります。

そんな仕事で忙しい方もこれだけやっておくと親子のコミュニケーション不足を解消出来る方法があるのをご存知ですか?

それは絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせは親子にとっていい事づくめ

そして実は1日たった7分でも効果があるがあるそうです。

それくらいの時間ならどうにかなりそうじゃないですか?

では、具体的にどんないい事があるのか紹介していきます。


絵本習慣のメリット

  • 想像力が豊かになる

今の世の中はテレビはもちろん、ネットやゲームなど映像で溢れています。

映像からは沢山の刺激が得られますが、同時に私たちから想像する機会を奪っています。

絵本は映像と違って好きなスピードで、何度も前のページに戻ったりしながら読み進める事が出来るので、私たちは文章から存分に想像を膨らませる事が出来ます。

そして絵本は想像力の指針となるような絵が適度にあります。

なので私たちはある程度そのガイドラインに沿いながら、絵から直接は見えない部分や物語の続きに思いを馳せるようになります。

  • 感情が豊かになる

絵本を読み聞かせすると登場人物になりきり、登場人物が感じた喜びや悲しみ、楽しさや怒りなどを感じ、感情豊かに育てられるでしょう。

また共感能力も上がり、集団のなかでも喜びや悲しみを他の人と分かち合う事が出来ます。

  • 自発的になる

絵本で想像力や共感能力が上がると、自分で考える事が出来るようになり自発性が育ちます。

  • 集中力が身につく

子供のうちは物事に集中出来る時間は短いですが、日常的に絵本を読み聞かせることで次第に集中出来る時間が長くなっていき、最後まで夢中になって聞けるようになります。

  • 国語力が身につく

読み聞かせにより、読解力や語彙力が身につき、知らない言葉や表現を真似するようになります。

そして最初は真似だった言葉も次第に自分の言葉として使えるようになっていきます。

  • 親子の絆が深まる

読み聞かせで親子のスキンシップを図る事が出来るようになります。

肌のぬくもりや匂い、絵本を読む声が子どもに安心感を与えて信頼関係を築く事が出来ます。

家族関係が希薄になってきている現代、親子で触れ合う時間はとても貴重です。

こうしたスキンシップは幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌を促し、記憶力などの学習効果を高めたり、ストレス耐性を強めてくれます。

またこうしたスキンシップを通して自分は必要な存在なのだと自己肯定感を高め、生きていく力となるのです。

  • 親にもプラスの効果がある、癒される

子供の成長はあっという間で、絵本を読み聞かせる時間はそれ程多くはないです。

子供は親の気持ちを敏感に感じ取るのでまずは親が楽しむ事で子供も楽しむことが出来ます。

子供にとってもそうですが、絵本は大人にとっても精神安定の効果があり、寝る前に読めば癒しによる安眠効果は抜群です。

絵本の読み聞かせの習慣がある人はそうでない人に比べ子供の行動に対してのストレスが軽減するという研究結果もあります。

また、子供に分かりやすいような言葉で書いてあるからこそ、哲学書のように新たな教えや気づきに出会える事があります。

視覚的な記憶力を育てる効果もあり、自分で考え、想像する事がビジネスに活かされるのでビジネスマンとしても成長する事が出来ます。

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読む時の注意

なるべくゆっくりはつきりと読む

聞き手である子供が聞き取れるように言葉はゆっくり・はっきりと読みましょう。

また、子供は物語や内容を理解するのに時間がかかります。

絵本は子供が見やすいように置いてなるべく動かさない

子供が絵に集中出来るように絵本はしっかりと持ちましょう。

絵本に合わせた読み方

飽きない程度に抑揚をつけて、派手なリアクションや表現で読み手に注意が向いてしまわないように想像を邪魔しない事が大切です。

アドリブは入れない

絵本のいいところは想像の余地がある事です。

大人が盛り上げようとしてアドリブを入れると、子供が想像する機会を奪ってしまうかもしれませんし、おはなしの世界観が変わってしまう恐れがあります。

書いてある通りに読んでどのように感じ、考えるかは子供にゆだねましょう。

集中が途切れないように中断を避ける

子供の質問に答えるのは問題ありませんが、親の方から質問や説明をして話を中断するのは

集中や感情移入が途切れてしまうのでNGです。

読み終わった後は余韻の時間を

読み終わったらすぐ次の行動に移るのではなく、絵本の世界の余韻に浸りましょう。

この時あまり良くないのが絵本の感想を聞くこと。

子供が受けた感動の余韻や自由な想像を邪魔してしまう恐れがあります。

絵本は基本的に読みっぱなしでOK!

読み終わったらゆっくりと絵本を閉じて「おしまい」で大丈夫です。

よくある困ったこと、対処法

よくある困ったこと

忙しい時に絵本を持ってくる
同じ所を何度も読ませる
絵本代が高い

対処法

絵本の読み聞かせを習慣にする

まずは一冊全部読めなくても大丈夫

絵本自体一冊読むのにそんなに時間は掛かりませんが、忙しいときや疲れている時は読むのはなんとなく気が乗りませんよね。

こんな時子供の為に読んであげないとと思うと余計に気が重くなってしまいます。

ですが、ある調査によると読み聞かせの時間は5分未満という家庭は全体の2割程、5〜15分未満という家庭は全体の半数以上を占めるそうです。

まずは”一冊読まなくても大丈夫”という心構えで、気軽な気持ちで読んであげましょう。

義務感が無くなるだけでもこころが軽くなって楽しく読めます。

場所や時間など定着させる

絵本の読み聞かせを毎日の生活の中に組み込むと習慣として定着しやすいですし、場所を決めてリラックス出来る環境を整えてあげると子供は安心して絵本の世界に集中出来ます。

オススメは寝る前”

夜でもいいですし、昼寝の前でも構いません。寝る前に読み聞かせする事でリラックスしてスムーズに寝つけるなどメリットがあります。

また、寝ている間に脳が記憶や知識を整理して学習効果も高いので最適です。

見えるところに絵本を置く

目につく場所に絵本を置いてあげると子供が自然に興味を持てますし、親も読むのを忘れません。

絵本に慣れ親しむ事が出来るように、寝室やリビングなど見えるところに絵本を置いてあげると習慣として定着しやすいです。

同じところを何度も読んであげる

子供に絵本を読み聞かせた事がある人はほとんど皆さんが経験していると思いますが、同じ本や同じ箇所を何度もリクエストされた事があると思います。

この子はちょっと変なのでは?と思ったりするかもしれませんが、実はそれは自然な事です。

まずは同じ言葉を何度も繰り返すことで日本語を獲得しています。

また、子供の場合の絵本は大人が本から知識や情報を得る事とは違い、何度も体験したい喜びや悲しみなどがそこに詰まっています。

実は同じ本を読んだ方が子供がより早く新しい事を学べるそうです。

読み手の大人としては飽きてしまうかもしれませんが、子供にとっては心に刻まれる大切な一冊になる可能性があります。

放っておいても自然に新しい本に興味を持つまで、子供の反応や仕草を見守るつもりでとことん付き合ってあげて下さい。

絵本読み聞かせアプリみいみ

何度も同じ本を読むのはキツいという方は絵本の読み聞かせアプリというのを活用する方法があります。プロの方が読んでいるものもありますし、自分の声を録音するなども出来ますので活用してみて下さい。

絵本をどこで手に入れるか

図書館を利用する

もっともオススメなのは図書館。蔵書はもちろん多いですし、絵本コーナーにはイチオシの絵本が置いてあったり、読めるスペースを確保してくれている事も多いです。

司書の方に色々聞くことも出来ます。しかも全て無料。

図書館で気に入った絵本を購入するようにすれば間違いないですし、利用しない手はないです。

BOOKOFFなど中古で手に入れる

中古のモノに抵抗が無ければ、ブックオフや中古店などで絵本を購入するのがオススメです。

状態を気にしなければ100円〜手に入れる事が出来ますし、とても綺麗な状態のモノも安く手に入れる事が出来ます。

書店で購入する

書店の良いところはまずは当たり前ですが、新品である事。

それから流行りのモノが見やすく陳列されている事です。

特に買うものが決まっていない時や誰かにプレゼントする場合は書店に行って選ぶのがオススメです。

ネットを活用する

既に欲しいモノが決まっている時はネットを活用しましょう。

メルカリやオークションなど利用すれば既に廃盤となったモノからプレミアモノまで探す事が出来ます。

知人などから譲ってもらう

絵本は就学前の幼児期の子供にはオススメですが、子供の成長と共に必要では無くなるものです。

なので、近所や知り合いに小学生になった子供を持つ家庭があれば譲って貰えるかもしれません。

年齢別絵本の選び方

0歳〜1歳

0歳から絵本を読んでも早すぎるという事はありません。

言葉を理解出来るわけじゃありませんが、言葉のリズムや音を楽しめる絵本、身の回りの物を描いた

絵本、呼びかけたり一緒に遊びを楽しむ絵本などオススメです。

両親の優しい、暖かい、心のこもった声をたくさん聞かせてあげましょう。

1歳〜2歳

徐々に言葉を覚えて人の声に耳を傾けるようになってきます。

簡単なストーリーの絵本などオススメです。

3歳〜4歳

色々な物に興味を持つ多感な時期です。

知的好奇心を満たしてくれるような絵本や知育出来るような絵本で考える力語彙力を伸ばしてあげましょう。

5歳〜6歳

文字を覚えて自分で読めるようになってきます。

就学を意識してひとりで読ませたいと考える方も多いですが、絵本は言葉を聞いて、絵を見て、想像を楽しむモノです。

目に見えない世界を言葉で想像する、この”想像力”を育むにはこれまで通りに読んであげる事が大事です。

就学すれば自分で読む機会は自然にふえるのでそれよりも徐々に長い物語読んであげたり、童話への足掛かりとして絵童話を読み聞かせるなどしてあげましょう。

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まとめ

  • 幼児期の子供には絵本の読み聞かせがとてもオススメ!
  • 絵本の読み聞かせが習慣になると想像力が豊かになったり、親子の絆が深まるなどメリットがたくさん!
  • 読むときはゆっくりはっきりと読むなど、あくまで子供の為に
  • 絵本の読み聞かせを習慣にするコツは場所や時間を決めて、読み終わらなくても大丈夫!
  • 絵本は用途に合わせて手に入れる場所を変えよう。
  • 年齢別に絵本の選び方が違うので参考にして下さい。

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